台所の中でも以外と手入れがされていないのがシンク下です。このシンク下の収納は、調理をしている際にすぐに手が届く場所でもあるため、鍋や調味料など調理に使用する道具を入れているという人も多いのですが、実は、比較的温度変化が大きく、カビなどが発生し易い場所であるということは意外と知られていません。
シンク下の収納には、排水ホースが通っており、そこを絶えず温水や水が流れるため湿気が多い場所となります。また、排水ホースはその先になる排水管の中に差してあるだけですから、その隙間から湿気も上がってきますので、カビが繁殖しやすい場所となるのです。
この湿気が溜まりやすいシンク下は、定期的に中のものを全て出して、掃除をすることが大切です。シンク下の掃除を行う際には、掃除機などでしっかりとゴミや埃を吸いだした後、隅の方の埃をブラシなどでしっかりと取り去ります。
その後、アルコールが入っている「除菌シート」等で汚れを取り去った後、しっかりと乾燥させます。ここで乾燥が不十分だと、せっかくシンク下を掃除しても、またカビが生えやすくなる原因を作っているだけとなりますので注意したいものです。
最後に、シンク下に入っていたものを戻していく際に、湿気がたまりにくくするために、一度入っていたものをチェックしてください。シンク下に、「湿気の原因となる水気のでる野菜」などを保存するのはやめましょう。
また、内部の風通しが悪くなると、よくありませんから、詰め込みすぎにも注意が必要です。チェックしながら物を戻していけば、シンク下の掃除は完了です。シンク下の掃除は定期的に、少なくとも1ヶ月1回は行うことをおすすめします。
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